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久しぶりに心が動かされる映画を観たので
感想が書きたくなりました。

どこにぶつけて良いのか分からなかったので。
ここに書きためておきます。

裏ブログでも作ろうかと思ったのですが、
続かないだろうし一旦ここに書いちゃいます。

パチスロと全く関係ないので、
興味が無い人は申し訳ないですが、
また稼働記事で会いましょう。


ネタバレが無い範囲でレビュー書きますので、
興味が沸いたら是非観に行って欲しいし、
観た人が居たらコメントくれると嬉しいです。



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正直、
年のせいか、結婚してしまったせいか、
恋愛ものに僕は飽き飽きしていました。

それ系のドラマ見た瞬間寒気がするくらい。

そういう抵抗がある中で評判だけでこの映画を観に行きました。

いざ映画館を出て、
ここまで余韻に浸れたのは生まれて初めてかもしれないです。

極めて普通な主人公たち、
どこにでもありそうなストーリー。
若者受けのいい音楽。

監督が
「一秒たりとも飽きさせない」
と言っているくらいですが、
テンポの速さも動画配信サイト慣れしてる今向き。

要するに「無難」です。

そして綺麗な風景描写と演出。

これらがすべて完璧にキマってます。

聞こえの悪い言い方をすれば、
万人受けを狙った完璧な作品。

聞こえが良いように言えば、
万人が同じように感動することが出来る作品。

しかしこれは本当に良い意味で良くできていると感じています。

この映画の他の方のレビューなども見てきましたが、
確かに批判コメントも的を得ているように感じました。


※因みにここに同じ内容のレビュ書きました

批判内容はおおむね2つ
・ストーリーがありきたりでご都合主義
・人物や心理状況の詳細な説明が無い

しかし僕は、
この人たちの言ってることに
少し反論がしたい。

しておきたい。

主人公たちの心理描写については、
全て情景や音楽などの演出に任せています。
クサいセリフがほとんど入らないんです。

なんていうか、
登場人物たちが、
蘊蓄をブツブツ語るのは恰好悪いんですよ。

見てて「ウザい」ってなるんですよ。
これが僕も年頃だったらまた違うのかもしれないですが。

僕が恋愛ものを見てウンザリするのは、
主にこの部分。

この映画は
主人公達がお互いの愛について殆ど語らないんです。

この心情の移り変わりを、風景や音楽を用いて、
表現することに終始しているんです。

アニメ描写だからできる風景描写。
メイキングムービーでも監督が
「初めて来た東京は光り輝いていないといけない」
と公言していましたが、

うっとりするくらい綺麗なビル群。
それを映し出す太陽の光。

大画面で、素晴らしい音響の中で、
僕らはそれを感じることが出来ます。

主人公がうっとりしてるのと同じように、
観てる側もうっとり出来る訳です。

映像の光の差し込み具合、
ビルの角度、
カメラワーク、
音楽の入り方。

全部完璧なんですよ。

非の打ちどころがない。

正直実物でこんなに綺麗に映ることは無いと思います。

アニメだから出来る事、
映画だから出来る事を最大限に生かしている、
って事なんでしょうか。

それにより、
無難なストーリ、
無難な主人公達の心情がとても魅力的に見えてきます。

何故こんな一般受けを狙いまくったであろう作品に
こんなにも惹かれてしまったか。

それだけ完成度が高いんでしょうね。

主人公たちの魅力が伝わってこない。
お互いどうして惹かれたのか良くわからない。

一部の映画通の人が物足りないと言っている意味もとても分かります。

しかし、
人物描写、心理描写が
言葉で事細かにナレーションされていたら、
この映画の良さは殆ど無かったと思います。

お互いを知りたい、
会いたいという願いと、
それが叶わない事に抗う姿。

これを風景描写と音楽にのせて表現しています。

それだけで十分切なくて、
心をキュッとさせるものがあります。

これ以上に何か必要でしたでしょうか。

それを最大限にしてスクリーンに映したことが、
この映画の最も素晴らしいところであり、
大勢の人に認められたところではないでしょうか。

誰もが持っている
「美しいものを美しいと感じる心」
これで人々を惹きつけたわけですから、
細かい蘊蓄、道理にかなった展開、
ストーリーに個性なんていらなかったと
僕は思っています。

十分新鮮でした。

夕焼けに映る景色がこんなにも美しかったのかと、
改めて気づかせてくれただけ、
僕はこの作品に感謝したいです。









はーーすっきりした。


映画も二回見て、
感想を全部吐き出したので、
余韻から少し解き放たれそうです。


今日は自分の為に記事を書いたので、
PUSHはいりませんよ。

パチスロと関係ないしね。


それではまた。